痛みに鈍感 – 自閉症と発達障害の特徴・特性

   2016/02/11

痛みに鈍感

発達障害の子供は痛み・寒さ・暑さなど様々な感覚に鈍感である事があります。
痛みに鈍感で有ると、本人が怪我をしていても気が付かない場合があります。

痛みに鈍感であるとどのような事が起こるか

痛みに鈍感な子の場合高いところから飛び降りてしまう、腕を強く噛む、爪がはがれるまで剥いてしまうなどの行動をとる事があります。

通常の感覚遊びや刺激遊びでも、痣になったり血が出るまで行ってしまうことが有ります。
なお、その際に大人から声をかけられたりすると反応を見て楽しんでしまい、余計に爪を剥がしたり、腕をかんでしまう場合があります。
「ダメ」「止めなさい」「痛いよ」と止めようと注意をしても余計にエスカレートしてしまいます。

その場合の対処法としては反応をせずに無視をしたり、急に全く別のこと「おやつ何が食べたい?」「あそこにアンパンマンが居るよ」などと声をかけ、意識を別の事に向かせるのも効果があります。

自傷や感覚刺激

自閉症や発達障害の子供は感覚遊びとして顔や頭を叩いたり、壁に打ち付けたりする事があります。周りからはとても痛そうに見えても、本人としては心地よい感覚だということもあります。

しかし、痛みに鈍感であると自分で加減が出来ず、怪我をしたり出血や痣になってしまう事が有ります。

感覚刺激として自傷行為を行い怪我をしてしまう場合には、叩いたりではなくマッサージやくすぐりなど代替手段として別の刺激方法を与えることも必要です。。

他害や他傷にも影響が

痛みに鈍感な場合はお友達との関係にも影響が出てしまうことがあります。

痛みに鈍感な場合は痛みがわからないため力加減も出来ず、お友達を強く叩いたり引っ張ってしまうことがあります。
強くしすぎてしまうだけならまだしも、相手に怪我をさせてしまうことにも繋がりかねません。

力加減を教えるのは難しいですが、力いっぱい叩いたり引っ張ったりするのではなく、トントンと声をかけながらやさしく叩くように促すのが効果的です。

まとめ

痛みに鈍感であると自分の身体だけでなく、相手との関係が上手くいかなかったり怪我をさせてしまうことが有ります。

痛みは感覚なので教えたりするのは難しいですが、加減させることを覚えさせたり、危険認識や注意力を高めることで補える部分も出てくると思います。

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