自閉症は手をひらひらさせる – 自閉症と発達障害の特徴・特性

   2015/11/05

手をひらひらさせる

発達障害や自閉症を持つ子供の特徴に手をひらひらさせるという行動があります。
手のひらひらは小さいうちから行う事が多いので、子共が発達障害で有るかの目安の一つにもなります。
ただし、発達障害でない子供も手をひらひらさせて遊ぶことがありますし、発達障害でも手をひらひらさせない場合も有ります。

なぜ手をひらひらさせるのか?


感覚遊び

手のひらひらを行う理由には感覚遊びの一つだと考えられています。
手は身体で一番動かしやすい部位であり、自分の目からも見やすい位置にあります。
そのため。動かすこと自体で感覚や刺激を得たり、目で動きを見て楽しんでいると考えられています。

手をひらひらする場合には通常手のひらを自分に向けて行うことがほとんどです。
手をひらひらさせるだけでなく、腕から動かしたり、手を叩いたりすることで楽しんでいる場合があります。

常同行動として

常同行動とは同じ行動や動作を何度も繰り返して行っている状態で、自閉症の大きな特徴のひとつとなっています。
自閉症の人は感覚の感じ方や心地よいと感じる動きが通常の人と違う場合があり、様々な動きから受ける外部刺激も健常者より少ないとされています。
そのため、手をひらひらさせることが事が本人にとって心地よい動きであったり、気持ちの良い刺激や感覚であると感じている場合があります。

手の動きや景色を眺めている

手の動きや景色を眺めている場合のひらひらは基本的に顔の前で行います。
この際に手の動き自体を見て楽しんだり、指の隙間から見える光や景色をじーっと集中して見たり、ニコニコと楽しみながら見ることが多いです。

また、発達障害の子は手以外にも紙や布などヒラヒラと動くものを見たり、触ったりして楽しむ事も多く見られます。

不安や緊張を和らげている

発達障害の子供は、好きな行動や落ち着ける動きをすることで不安や緊張を和らげている場合があります。
手のひらひらもそのような意味がある場合もあり、その際には落ち着ける環境を作ってあげたり見守ってあげる必要があります。

衝動的に手を腕や肩から大きく動かす動作も、気持ちを整理し自分を落ち着かせようとする際に行うこともあります。

その他

手のひらひらと関連して、自閉症の子供が「バイバイ」の動きをする場合に、手のひらを相手には向けず、自分側に向けて行うという特徴もあります。

まとめ

自閉症や発達障害のの子供が手をひらひらさせているのは「感覚遊び」「常同行動」「景色や光を眺めている」など、基本的に本人が楽しんでいる場合か、「不安や緊張を和らげている」場合がほとんどです。

そのため、手をひらひらさせる行為を行っている場合には「楽しんでいるんだな」「気持ちを整理させているんだな」と見守ってあげることが重要です。

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