低機能自閉症(カナー症候群)とは

   2015/09/13

低機能自閉症とは

低機能自閉症(カナー症候群)とは知能指数がIQ70以下で、知的障害を伴っている自閉症です。
低機能自閉症は「カナー症候群」と呼ばれる事があります。

知的水準

低機能自閉症は知能指数がIQ70以下(通常の成人でIQ100前後)で、軽度から重度の知的障害を伴っています。

知能指数は50から69程度が「軽度知的障害」、35から49程度が「中度知的障害」、20から34程度が「重度知的障害」、20以下が「最重度知的障害」となります。

知的レベルが低いほど身体にも影響が出ることが多く、身体障害を抱えていたり様々な疾病を伴っている場合が有ります。

特徴・特性

低機能自閉症の特性は一般的な自閉症の特徴・特性である「意思伝達などコミュニケーション能力の困難」「対人関係の困難」「物事へのこだわり」などがあり、知能指数が低く自閉傾向が高いほどこの特徴は強くなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket