思春期に動作や行動が遅くなる – 自閉症と発達障害の特徴・特性

   2016/02/11

思春期に動作や行動が遅くなる

発達障害や自閉症の子供が思春期になると動作や行動が遅くなったりする事が見られます。
この現象はすべての発達障害の子に現れるわけではないですが、中学校に進学前後の男子と女子両方に見られることがあります

行動が遅くなる原因はわかりませんが、思春期特有の情緒問題、中学校へ進学したことでの環境の変化、女子は生理との関連などが考えられます。

遅くなる動作や行動の例

遅くなる動作や行動には主に以下のものがあります。

  • 食事にかかる時間が極端に遅くなる。
  • トイレに入っても排尿や排便まで極端に時間がかかる
  • 行動の切り替えに時間がかかる
  • 車に乗り込むのに時間がかかる。
  • 衣服の着脱に時間がかかる。
  • 行っていた動作の途中で止まってしまう。
  • 歩いている際に立ち止まって動かなくなってしまう。

特に食事にかかる時間が長くなるのが多く見られ、普段は15分ぐらいで食べていた子が1時間以上かかるようになり、学校の給食も時間内に食べ終わらない場合が出てきます。
食べないからといってお腹がいっぱいだったり調子が悪いわけではなく、ご飯を片付けようとすると怒ったり「まだ食べたい」と訴えてきます。

また食べるのが遅くなる事で時間内に食べきれず、痩せたり体重が減ってしまうこともあるので、外見に変化が起こってきた場合には注意が必要です。

動作や行動の速度はいつ戻るのか?

行動が遅くなっている期間は人によってそれぞれです。
数ヶ月で徐々に戻った子も居れば高等部に入っても動作がゆっくりのままの子もいます。

また、動作が遅くなったり止まってしまう原因は、ストレスや思春期の問題以外にもカタトニア(緊張病)と呼ばれる症状が考えられます。
関連ページ自閉症と動きが止まる・遅くなる症状のカタトニア(緊張病)

まとめ

思春期になると原因は不明ですが動作や行動が遅くなる子供が時折見られます。

動作や行動が遅くなった場合に、周りの人はイライラしたり急がせたりせず、落ち着いて見守ってあげるたり、行動を行いやすいように促したりしてあげることが重要です。

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